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和歌山・毒物カレー事件

和歌山の毒物カレー事件から約20年。

98年の7月25日に起きた事件でした。

90年代の印象的な事件・事故の1つでもあり、今でもものスゴく記憶に残っています。

当時は大学1年で、8月21日から9月13日までの3週間ほど、大学の語学研修でカナダに行ってまして、国際電話で親と電話するたびに『まだ犯人捕まらない?』なんて言ってたのを思い出しました。

やはりというか、なんというか…“模倣犯”も相次いだ時期でしたね。

この間、日本のニュースはほとんど知る事がなかったのですが、唯一と言ってもいい“ビッグ・ニュース”が、あの『黒澤明監督死去』のニュースでした。

(98年9月6日に亡くなっています。)

日本から同行した大学の先生に、『日本での大きなニュースって何かないですか?』と聞いたら教えてくれました。

話を戻しますね。

9月に帰国して、まず飛行機の中で朝日新聞を読んだんです。(機内でたまたま読めたのが朝日だったので)3週間あけると、ワイドショーとかの見出しでも、ホントに知らないニュースばかりになっちゃうんですよね。

パッと目についたのが、『長野毒物事件続報』という文字の羅列。

もちろん最初は何の事件なのか全く知らなかったわけですが、後々知っていく内に、かなり大きな事件だという事が分かってきました。

和歌山の事件に比べたら認知度ははるかに低いのですが、今でも覚えている方はいますでしょうか。

98年9月1日、長野県須坂市内のスーパーで、缶入りウーロン茶から猛毒の「青酸カリ」が検出されたという事件でした。

そして本題に戻りまして、98年9月末、ワイドショーで連日のように林眞須美被告にインタビューしようとする映像が頻繁に放送されるようになりました。

※ホースで庭の水撒きをしている最中の、外からの、あまりの矢継ぎ早の報道陣からの質問にキレた林眞須美被告が、そのホースからの水を報道陣にぶちまけるなんていう一幕もありました。

そして10月4日早朝、多数の報道陣がたむろする中、捜査員が林眞須美被告宅を逮捕状を持って訪れ、逮捕となったわけです。

日曜日だった事もあり、夕方のニュースなどは30分だけでしたので、全編このニュースに費やしてましたね。

その後、林眞須美被告が『完全黙秘』を貫いた事も大々的に報道されました。

だいぶ長くなりましたが、ふと『毒物カレー事件』を振り返ってみました。

情況証拠はすべて『クロ』。

しかし一貫して彼女は容疑を否認…。

他に容疑者がいるのかもしれないという状況の中でそれを指し示す証拠が出て来ない。

ただ、オウムの松本死刑囚の例とは全く異なるため、この人の場合は事実上の『無期懲役』になるのかもしれないとも思っています。